在宅事件として捜査を受けている場合、逮捕・勾留は行われていません。ただし、事件そのものが終わっているわけではありません。まず確認するのは、今どの段階にいるかです。警察の段階か、検察へ送られた後かで、確認すべき内容も変わります。段階によって、次に何を準備すべきかも変わってきます。次の呼び出し日時や、これまで呼ばれた回数も、現在地を把握する手がかりになります。連絡が一定期間ないからといって、事件が終わったとは限りません。しばらく連絡がない期間があっても、捜査が続いている場合があります。焦って結論を急がず、まず現在地を確認することから始めます。
在宅事件と身柄事件の違い
在宅事件とは、逮捕・勾留による身柄拘束を受けずに、捜査が進められている事件を指す言葉として使われています。日常生活や仕事を続けながら、呼び出しに応じて取調べを受ける形になります。身柄事件では、逮捕・勾留によって行動が制限されます。短期間で身柄に関する手続が進む点も、在宅事件との違いです。在宅事件では、そうした身柄の制限がないまま、時間をかけて捜査が進む場合があります。どちらの形で始まった事件でも、最終的には起訴・不起訴などの判断が問題になる点は共通しています。事件の性質や証拠の内容によって、進み方は事件ごとに異なります。相談を受けた際は、まず警察と検察のどちらの段階かを確認します。これまで何回取調べを受けているかもあわせて見ていきます。
警察・検察からの呼び出しへの対応
警察や検察から呼び出しを受けた場合は、まず日時と呼び出し先を確認します。都合がつかない事情があれば、担当者に連絡して日程を調整します。確認するのは、次の呼び出し日時と、警察か検察かです。これまで何回呼ばれ何を聞かれたか、本人が何を答えたかも、供述調書と照らして見ていきます。呼び出しへの具体的な準備は、千葉で警察から呼び出された方へのページで確認できます。
取調べ・供述調書で確認しておきたいこと
在宅事件だからといって、取調べや供述調書の重要性が下がるわけではありません。何を聞かれ、何を答えたかは、記憶と推測を分けて整理しておく必要があります。あいまいな記憶を断定的に答えると、後の供述と食い違う原因になります。供述調書に署名・押印する前には、内容を自分の記憶と照らして確認します。読み上げられた内容と、自分が話した内容にずれがないかも見ておきます。気になる箇所があれば、その場で指摘して構いません。スマートフォンやメッセージなどの資料も、削除や編集をしないまま保管しておきます。取調べへの具体的な対応は、千葉で取調べを受ける方へのページで確認できます。
捜査の途中で逮捕が問題になる場合
在宅で捜査が始まったからといって、その後の逮捕が絶対にないとは言えません。一方で、在宅事件がいずれ逮捕に至るという意味でもありません。逮捕されるかは、事件の内容や証拠の状況、身柄を確保する必要性などから個別に判断されます。呼び出しへの対応状況も含め、現在どのような事情があるかを確認します。被害者や事件関係者への接触、資料の削除・隠匿なども、個別の事情によって評価されます。確認するのは、警察へ提出済みの資料の有無です。スマートフォンやLINEなどの記録と、本人の供述に食い違いがないかも見ていきます。逮捕に至った場合の流れは、千葉で逮捕された後の流れのページで確認できます。
被害者がいる事件と示談の検討
被害者がいる事件では、謝罪や被害弁償、示談を検討する場合があります。ただし、示談をすれば必ず不起訴になるとは限りません。事実関係を争っている事件では、本人の説明と示談の内容に食い違いがないかも確認しておく必要があります。示談の内容が、これまでの供述と矛盾していないかも見ておく点です。まず確認するのは、被害者がいる事件か、示談を検討する事件かです。本人や家族から直接連絡する前に、その状況を整理します。示談の進め方は、千葉で刑事事件の示談を進めたい方へのページで確認できます。
検察への送致と起訴・不起訴の判断
警察が捜査した事件は、原則として書類や証拠とともに検察官へ送致されます。送致後は、起訴するか不起訴とするかの判断に向けた手続が進みます。この段階で、検察官による新たな呼び出しが行われる場合もあります。それまでの供述内容や証拠関係が、あらためて確認されることもあります。確認するのは、すでに送致されているかです。供述調書が何通作られ、署名押印しているかもあわせて見ていきます。不起訴を目指すための考え方は、千葉で不起訴を目指す方へのページで確認できます。
仕事・学校への影響
在宅事件では、通常は仕事や学校などの日常生活を続けながら捜査を受けます。呼び出しの日程が勤務日や授業日と重なることもあります。呼び出しへの対応によっては、勤務先や学校との調整が必要になる場面もあります。どこまで伝えるかは、事件の現在地を踏まえて考えます。呼び出し回数や送致の有無が、その手がかりになります。会社や学校への影響が気になる場合の考え方は、会社・学校への影響が不安な方へのページで確認できます。
次の呼び出しまでに整理しておくこと
相談を受けた際にまず確認するのは、次の呼び出し日時と、警察か検察かです。これまでの取調べ回数、供述調書の通数、署名押印の有無もあわせて見ていきます。そのうえで、これまで聞かれた内容と本人が答えた内容を照らし合わせます。記憶が曖昧な部分は、無理に埋めずそのまま残します。提出を求められている資料があれば、次の取調べまでに準備状況を確認します。スマートフォン・LINEなどの記録と供述に食い違いがないかも見ていきます。示談や不起訴に関する具体的な進め方は、それぞれの専門ページで確認できます。
