(窃盗事件 クレプトマニア 執行猶予中に再度の執行猶予判決)
依頼者は、万引きを繰り返すいわゆるクレプトマニアに該当する可能性のある方で、執行猶予中に再度万引き事件を起こし、逮捕された事案。
数回にわたって保釈請求するも却下されることが続きましたが、最終的には、第1回公判終了直後、高等裁判所への抗告申し立てによって保釈を獲得しました。
そして、保釈後、専門病院へ入院をしてもらい、治療を可能な限り継続しました。
その間、公判では、治療状況を数回にわたって報告するという弁護側立証をしていました。
その結果、依頼者は、無事再度の執行猶予判決を獲得し、社会復帰することができました。
(窃盗事件 クレプトマニア 不起訴)
依頼者は、万引き前科多数を有し、執行猶予期間が経過した直後に再び万引きをし、さらには、逃走する際に店員に対し、暴行し、事後強盗罪で逮捕されたという事案。
依頼者は、前科の存在や事件の内容から起訴されることとなると、確実に実刑が見込まれる状況でした。
このような中、依頼者の精神状態の異常性を感じ、精神疾患及び認知症の可能性を指摘するなどした結果、依頼者は不起訴処分となりました。
検察官は、認知症の可能性等について当初頭になかったようでしたので、弁護活動が功を奏したものとなりました。
(窃盗事件 無罪判決)
窃盗前科が多数あり、最終出所後1年程度しか経過していない中、逮捕起訴されてしまったという方が依頼者であった窃盗事案。
有罪判決を受けてしまうと、長期服役が予想される事案で、依頼者としては、なんとか無実を明らかにしてほしいとの強い意向を有していました。
受任後、不起訴処分を取得するために、否認事件であるにもかかわらず被害者とも協議をし、被害届の取り下げや刑事罰を希望しない嘆願書の取得もしました。
また、共犯者とされる者の供述は信用性が極めて低いことについて意見書を提出するなどし、不起訴とするように強く検察官に働きかけました。
このような活動にもかかわらず、検察官は依頼者を起訴したため、公判では、共犯者とされる者の供述の弾劾に全力を注ぎました。
なお、否認事件であるにもかかわらず、比較的に早期の保釈も獲得しました。
判決では、当方の主張が全面的に認められ、依頼者は無罪判決を受け、現在では、社会内で普通の生活に戻ることができました。
(窃盗事件 無罪判決)
依頼者は児童買春事件を繰り返していた方でしたが、そのうち、1件の買春の被害者から金銭を窃取したという事案。
依頼者は、ほかの事件はすべて認めているものの、当該窃盗事件に関しては、一貫して否認しているという状況であったため、私としても当初から無実を確信している事件でした。
公判では、被害者の証言の矛盾点、不自然な点を次から次へと指摘した結果、尋問中の段階から裁判官も証言の信用性に大きな疑問を持っていることが明白な状況でした。
結果としては、無事無罪判決を獲得できました。
(窃盗事件 共犯者よりも有利な判決)
依頼者は、後輩2名と共に住居侵入窃盗を繰り返していたという事案。
共犯者間で最も年長者であったことや、各共犯者が依頼者の方が立場が上であったという趣旨の供述をしていたことから、共犯者らよりも不利な状況にありました。
しかし、弁論を分離してもらい、適切な弁護を実施したところ、2名の共犯者らは実刑判決を受けたにもかかわらず、依頼者のみ執行猶予判決を獲得することができました。
(詐欺事件 保険金詐欺 共犯者より有利な判決)
依頼者が、架空の自動車交通事故を発生させ、共犯者らと多数の保険金詐欺を働いていたという事案。
保険金詐欺の計画、共犯者の勧誘など、犯行の最も中心的な人物とされている方の弁護を担当することとなりました。
依頼者は、共犯者間で最も多い5件の自動車保険金詐欺事件が起訴されてしまいました。
また、依頼者は過去に執行猶予前科も有していました。
なお、No2の方は、依頼者よりも少ない件数の事件しか起訴されず、前科もありませんでした。
弁護活動を尽くした結果、控訴審にて執行猶予判決を獲得することができました。
なお、NO2の方は、実刑判決が確定していましたので、最良の弁護活動が実施できた事案でした。
(詐欺事件 振り込め詐欺 控訴審での逆転裁判)
振り込め詐欺の受け子をしてしまった方が依頼者で、詐欺未遂事件1件のみであるにもかかわらず、第1審では実刑判決を受けていたという事案。
第1審は、法テラスのスタッフ弁護士が担当していましたが、正直なところ、刑事弁護の専門家とは到底考え難いようないい加減な弁護しかなされていませんでした。
受任後は、依頼者に認めるべき事実はしっかりと認めるようアドバイスをし、反省を示すと共に、たった1回拒絶されたことによってあきらめてしまっていた示談交渉も再開し、被害者から嘆願書を取得するなどしました。
その結果、依頼者は控訴審にて、執行猶予判決を獲得することができました。
(詐欺事件 振り込め詐欺 不起訴)
依頼者は、振り込め詐欺の受け子をしたとして、詐欺未遂で逮捕されてしまった事案。
依頼者は、詐欺に関与している認識はなかったと事実を否認していたところ、かかる認識の正当性を間接事実と共に主張し、不起訴処分を獲得しました。
(痴漢事件 否認事件での早期釈放、不起訴)
依頼者が千葉県内での電車内での痴漢事件にて逮捕されてしまった事案で、依頼者は事件内容を否認していました。
逮捕後、依頼を受け、翌日の勾留に備え、意見書の作成など準備を開始し、検察官と協議した結果、否認事件であるにもかかわらず、勾留回避に成功し、依頼者は釈放され、在宅事件となりました。
その後、検察官に意見書などを提出するなどし、不起訴処分を獲得しました。
(児童ポルノ事件 早期釈放、不起訴、共犯者より有利な処分)
依頼者は公立学校の教師でしたが、ファイル共有ソフトを利用した際、児童ポルノ画像を第三者に提供してしまったという事件でした。
逮捕直後に依頼を受け、勾留に関して徹底的に争いました。
その結果、依頼者は前科も付かず即日釈放され、在宅事件となりました。
この事件に関しては、同種犯行により非常に多くの方が逮捕され全員罰金刑になっていましたが、被害者と示談するなど、様々な弁護活動をした結果、私の依頼者のみ不起訴となりました。
その結果、依頼者には前科も就かず、再度教育の場に戻る可能性を繋ぐことができました。
(強制わいせつ致傷事件 不起訴)
依頼者は、飲酒しその影響により通行中の被害者3名に対し、強制わいせつ致傷事件を連続して実行してしまったという事案。
依頼を受けた後、数日中に各被害者と示談を締結し、告訴取消書を取得した結果、全て不起訴処分となり、しかも身体拘束もわずか数日に留まり、社会復帰が実現できました。
(強姦事件 執行猶予 共犯者よりも有利な判決)
依頼者は、友人らと集団で強姦事件を行ってしまったとの嫌疑をかけられ逮捕された事案。
弁護活動の限りを尽くし、依頼者のみ執行猶予が付され社会復帰が出来ました。
なお、共犯者とされた友人らは、全て実刑判決を受けました。
(覚せい剤取締法違反 不起訴)
依頼者の尿検査結果から覚せい剤反応が認められた覚せい剤使用事件。
依頼者は、第三者に覚せい剤を入れられた可能性があると主張し、捜査直後から事件を否認していました。
逮捕直後に依頼を受け、依頼者の話を詳細に聞き取り、整理した上で検察官に説明を繰り返しました。
また、依頼者は無実であることから、早期釈放を求め、特別抗告も含め徹底的に勾留や勾留延長を争いました。
その結果、勾留はなされてしまったものの、勾留延長は5日間に留まり、さらには、勾留取り消し請求も実施し、勾留延長4日目に依頼者は釈放されることとなりました。
そして、その後、当方の主張が認められ、覚せい剤が尿から検出されていたにも関わらず、不起訴処分を獲得しました。
(殺人事件 不起訴)
突発的なうつ病に罹患し、その影響から母親を殺害してしまったという殺人事件。
受任後直ちに関係者に連絡をとり、遺体の第一発見者や事件前後の状況を把握している人物の話を聴取しました。
そして、聴取内容についての報告書を作成し、検察官に対し正式鑑定を申入れ、その後、意見書を数通作成し提出するなどの弁護活動を実施しました。
その結果、殺人事件であるにもかかわらず不起訴処分となり、依頼者は前科も付かずに社会復帰することができました。
(殺人事件 執行猶予)
依頼者は、交際相手に火を放ち殺害したとして殺人事件で逮捕されたという事案。
受任後、依頼者の日記を発見し、記載内容を捜査機関に明らかにするなどの弁護活動を実施し、起訴時には、嘱託殺人で起訴させることに成功しました。
また、公判でも、依頼者は懸命に交際相手を励まし、公的機関を頼るなどしていたという事情を明らかにした結果、執行猶予付き判決を獲得することでき、依頼者は無事社会復帰することができました。
なお、釈放後、アパートを探し、生活保護を受給するサポートなどもしました。
(道路交通法違反 無罪判決)
依頼者は、オービスで撮影され、速度違反の事実で起訴されたという事案。
公判では、オービスに映っている人物が依頼者ではなく人違いであることを証明して、無罪判決を獲得しました。
(過失運転致傷事件 控訴審での逆転裁判)
依頼者は大学生の方で、大幅な速度超過の無謀運転によって、被害者に対し、極めて重大な傷害結果(重度の後遺障害が残る)を生じさせてしまった事案。
第1審では、事案の悪質性や結果の重大性から、実刑判決を受けていました。 私は、控訴審からの弁護の依頼を受けました。
控訴審では、依頼者の小学生からの通知表など依頼者の人となりがわかる資料を徹底的に収集し、裁判所に提出しました。
また、第1審で不足していた情状弁護を洗い直し、徹底的に実施しました。
その結果、控訴審では、第一審判決を破棄し、執行猶予判決を獲得することができました。
(危険運転致傷 執行猶予)
依頼者は飲酒の上、居眠り運転をし、信号無視の上で交通事故を発生させ、その後、現場から逃亡したという事案。
依頼者は、一部否認をしていた状況であったにもかかわらず、起訴直後に保釈に成功しました。
また、否認の主張は認められませんでしたが、無事執行猶予判決を獲得しました。
(男女トラブル 執行猶予中の再度の執行猶予判決)
依頼者が、保護命令事件にて執行猶予判決を受けた後、わずか数日後に再度同様の犯行に至ってしまったという事件でした。
依頼者は、執行猶予判決を受けた直後に再度同種犯行に至っている以上、当然に実刑が見込まれる事件でした。
しかし、受任後、被害者と協議するなど、適切な弁護活動を尽くした結果、再度の執行猶予判決を獲得することができました。
(早期釈放の実績)
痴漢事件、強制わいせつ事件、窃盗事件、住居侵入事件、過失運転致死事件、器物損壊事件、児童ポルノ提供事件、淫行条例違反事件、等多様な事件にて、勾留請求回避、勾留却下決定、勾留準抗告認容決定等、多数の早期釈放の実績を有しています。
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