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大麻事件とは|逮捕・取調べ・釈放と弁護士選びについて

大麻事件で逮捕されたり、捜査を受けたりしたときは、これからどうなるのか分からず、大きな不安を抱える方が多いと思います。ご本人だけでなく、ご家族も、仕事や学校への影響、身体拘束が続くのか、前科がつくのかなど、さまざまな心配を抱えることになります。

千葉で刑事事件に対応する弁護士を探している方の中にも、大麻事件は覚醒剤事件と何が違うのか、使用や所持でどのような手続になるのか、逮捕された場合に何を優先して考えるべきなのかを知りたい方が多いはずです。 このページでは、大麻事件で問題になりやすい内容や、逮捕後の流れ、取調べや釈放、不起訴の見通しを考えるうえで大切な点を、できるだけ分かりやすく整理します。

刑事事件全体の流れをまず確認したい方は、 トップページ もあわせてご覧ください。

大麻事件とは

大麻事件とは、大麻に関して刑事上の問題が生じる事件をいいます。実際には、所持、譲渡、譲受、栽培などが問題になることがあり、事案によっては使用が問題になる場合もあります。 もっとも、どのような行為が問題とされているのか、どのような証拠があるのかによって、見通しや対応の仕方は大きく変わります。

同じ大麻事件でも、自宅や持ち物から発見された事案と、第三者とのやり取りが問題になっている事案とでは、争点が異なります。また、ご本人がどこまで認識していたのか、誰の物なのか、いつから関与していたのかといった事情も重要になります。

大麻事件で問題になりやすい類型

大麻事件でよく問題になるのは、所持、譲渡、譲受、栽培などです。たとえば、自宅、車内、バッグの中などから大麻が見つかった場合には、まず所持が問題になりやすくなります。もっとも、見つかったというだけで直ちにすべてが単純に決まるわけではなく、発見場所や管理状況、ご本人の認識などを丁寧に見ていく必要があります。

また、知人とのやり取りやSNS、メッセージアプリの履歴などから、譲渡や譲受が疑われることもあります。さらに、植物の育成状況や栽培器具などが問題になる場合には、栽培が争点になることもあります。こうした事件では、一つの行為だけではなく、複数の点が重なって捜査対象になることがあります。

大麻事件では早い段階で現状を整理することが大切です

大麻事件では、職務質問や所持品検査をきっかけに発覚することもあれば、自宅の捜索や関係者の供述から捜査が進むこともあります。突然逮捕される場合もあり、ご本人もご家族も、何が起きているのか分からないまま時間だけが過ぎてしまうことがあります。

そのため、まず大切なのは、逮捕されたのか、任意の呼出しなのか、どのような嫌疑がかかっているのかを整理することです。逮捕後の流れそのものについては、 千葉で刑事事件により逮捕された方へ|今すぐ確認すべきことと弁護士への相談 でも詳しく説明しています。

ご家族が突然連絡を受けた場合には、 家族が逮捕されたらすぐ弁護士へ|千葉で接見・示談・早期釈放に強いプロスペクト法律事務所 のページも参考になるはずです。

取調べでは軽い気持ちで話をしないことが重要です

大麻事件では、どこで入手したのか、誰から受け取ったのか、いつから持っていたのか、過去にも使ったことがあるのかなど、細かい事情を聞かれることがあります。気が動転したまま曖昧に答えてしまうと、後で供述の食い違いが問題になったり、ご本人が考えていた以上に不利な形で整理されたりすることがあります。

とくに、調書への署名は慎重に考える必要があります。内容を十分に確認しないまま署名してしまうと、その後の手続で大きな意味を持つことがあります。取調べへの不安が強い方は、 千葉の刑事事件で取調べが不安な方へ|供述・黙秘・署名前に知るべきこと もあわせてご覧ください。

釈放を目指せるかは大きな問題になります

大麻事件でも、逮捕された後にすぐ外へ出られるとは限りません。証拠隠滅のおそれや関係者との口裏合わせのおそれがあると見られると、身体拘束が続くことがあります。ご本人にとってもご家族にとっても、いつ外に出られる可能性があるのかは非常に大きな関心事だと思います。

そのため、釈放の見通しや勾留への対応を早めに考えることが大切です。この点については、 千葉の刑事事件で釈放を目指す方へ|勾留・保釈と弁護士の対応 のページで、より詳しく整理しています。

刑事手続全体の流れを知りたい方は、 千葉の刑事手続に関する弁護 も参考になります。

不起訴を目指せるかどうかも重要です

大麻事件では、すべての事件が同じ結論になるわけではありません。問題とされている行為の内容、証拠関係、ご本人の説明、前歴や前科の有無などによって、その後の見通しは変わってきます。

前科を避けたいと考える方にとっては、不起訴の可能性があるのかどうかは特に重要な問題です。この点が気になる方は、 千葉で不起訴を目指す方へ|前科を避けるための考え方と対応 も確認しておくとよいでしょう。

もちろん、すべての事件で不起訴が見込めるわけではありませんが、早い段階で事実関係を整理し、何が争点になるのかを見極めることはとても大切です。

仕事や学校、家族への影響も無視できません

大麻事件では、刑事処分だけでなく、その後の生活への影響も深刻になりがちです。仕事を続けられるのか、学校に知られるのか、家族関係をどう立て直すのかといった問題は、当事者にとって非常に重いものです。

とくに身体拘束が長引いた場合には、職場や家庭への説明、収入の問題、周囲との関係など、現実的な悩みが一気に表面化します。こうした生活面の不安については、 千葉の刑事事件で生活への影響を抑えたい方へ|仕事・家族・実名報道への対策 も参考になると思います。

大麻事件と覚醒剤事件は同じではありません

薬物事件という点では共通する部分もありますが、大麻事件と覚醒剤事件は、そのまま同じように考えればよいわけではありません。問題になる行為、証拠の出方、本人や家族が抱える不安には、重なる部分もあれば異なる部分もあります。

そのため、薬物事件全体の中で大麻事件を位置付けて理解することが大切です。薬物犯罪全体については、 千葉の薬物犯罪に関する弁護 をご覧ください。また、同じ薬物事件として 覚醒剤事件 のページも読むと、違いが見えやすくなります。

大麻事件で弁護士を探すときに大切なこと

大麻事件では、逮捕後の初動、取調べへの対応、釈放の見通し、不起訴の可能性、生活への影響など、短い時間の中で考えなければならないことが多くあります。そのため、単に一般論を聞くだけでなく、今の状況に即して何を優先するべきかを一緒に整理できることが大切です。

千葉で刑事事件に対応する弁護士を探している方にとっても、大麻事件は不安の大きい分野の一つだと思います。まずは トップページ から全体像を確認しつつ、 逮捕取調べ釈放不起訴 といった不安別のページも見ていただければと思います。

大麻事件に関するよくあるご質問

大麻を持っていた場合は、必ず逮捕されるのでしょうか

必ず逮捕されるとは限りません。ただし、事案の内容や発見の経緯、証拠の状況によっては、逮捕に進むことがあります。すでに捜索を受けている場合や呼出しを受けている場合には、今後の流れを早めに整理しておくことが大切です。

大麻事件では、所持以外にどのようなことが問題になりますか

大麻事件では、所持のほか、譲渡、譲受、栽培などが問題になることがあります。また、現在は大麻等の不正な施用にも規制が及ぶ制度になっているため、行為の内容によっては使用が問題となる場合もあります。何が問題にされているのかを正確に把握することが重要です。

大麻事件で取調べを受けるときは、何に気を付ければよいですか

入手先、所持の経緯、誰の物か、過去の使用歴などについて細かく聞かれることがあります。あいまいなまま話してしまうと、後で供述の食い違いが問題になることがありますので、調書に署名する前には内容をよく確認することが大切です。

大麻事件でも釈放を目指すことはできますか

できます。ただし、証拠隠滅のおそれや関係者との連絡のおそれがあると見られる場合には、身体拘束が続くこともあります。どの段階でどのような対応が考えられるかは、事案の内容や生活状況によって異なります。

家族が大麻事件で逮捕された場合、まず何を確認すればよいですか

まずは、どこで身体拘束されているのか、逮捕なのか任意の呼出しなのか、何が嫌疑として問題になっているのかを確認することが大切です。そのうえで、接見が可能か、今後の手続がどう進むのかを落ち着いて整理していく必要があります。

プロスペクト法律事務所の弁護士坂口靖の写真

弁護士 坂口 靖

プロスペクト法律事務所 / 千葉県弁護士会所属

千葉県内全域(千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、木更津市、館山市、匝瑳市、東金市、銚子市など)の刑事事件に迅速対応。 年中無休対応即日接見対応。