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わいせつ系事件

(痴漢事件の特徴)
東京都の場合、最近では、痴漢事件では、原則的に勾留(最大20日間の身体拘束)されることは少なく、在宅事件とされることが多いようですが(なお、東京都にあるような刑事事件専門をうたっている事務所などでは、このような当然に勾留されない事件を殊更に早期釈放の実績などとしているので注意が必要です)、千葉県などでは、未だに逮捕勾留されてしまう事案が多く見受けられます。

もっとも、千葉県であっても、初犯の自白事件(罪を認めている事件)の場合、多くの事件は、逮捕されたとしても勾留されずに釈放されることが多くなってきています。

初犯の場合、被害者と示談できるか否かが罰金刑となるか否かの分水嶺となっており、示談ができれば不起訴となり、示談できない場合は罰金刑となります。

同種前科や前歴がある場合であっても、被害者との示談が非常に重要であることは何ら変わりません。

しかし、担当検察官によっては、一度の前歴の存在を理由に示談がなされていたとしても罰金刑とされてしまう場合もあります。

もっとも、前歴1件とか罰金前科1件程度の場合においては、示談が成立すればほとんどの事件では不起訴となります。

多数の同種前科前歴がある場合においては、被害者と示談をしても刑事処罰を受けてしまう可能性が非常に高くなりますが、量刑を軽くするという点でやはり示談をすることは有用です。

否認事件の場合であっても、東京都では、原則勾留されない運用となっているようですが、千葉県では、勾留されることの方が多い印象があります。

また、勾留されてしまうと勾留満期まで起訴されるか否かは不透明な状況が継続してしまうことがほとんどです。

このような状況となった場合においては、弁護士と綿密な打ち合わせを実施し、有利な事情を明らかにするなどして、不起訴乃至無罪判決獲得に向けて戦っていく他ありません。

したがって、やはり刑事弁護に精通した信頼できる弁護士を選任するべき事件であるといえるでしょう。

なお、私の場合、千葉県の事件においても、否認事件であるにも関わらず勾留回避による釈放獲得、否認事件での起訴直後での保釈獲得など数多くの経験があります。

千葉県内全域(千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、木更津市、館山市、匝瑳市、東金市、銚子市など)の刑事事件に迅速対応。 年中無休対応即日接見対応。