詐欺事件には様々な事件類型が存在していますが、一般に被害金額が100万円を超えてくると実刑となる可能性が格段に上がってきます。
最近では、振り込め詐欺などの組織的詐欺事件が非常に増加していますが、かかる事件類型では、厳罰化傾向が顕著に進行しています。
詐欺未遂事件1件の受け子事案であっても、いきなり実刑となるケースも見受けられるようになっています。
また、実刑事案の量刑相場(被害金額によりさらに変動します)というのも、受け子2年6か月~3年、受け子より上位の立場4年~6年、さらに上位の立場6年~8年というようにかなり重いものとなっています。
私の場合も、多数の振り込め詐欺事案の経験はもちろんのこと、投資金詐欺、保険金詐欺、無銭飲食など様々な類型の詐欺事件を経験しています。