在宅事件とは、逮捕などの身体拘束を伴わないまま捜査対象とされ、刑事責任を追及される事件のことを指します。
身柄事件とは、逮捕、勾留などの身体拘束を伴った上で捜査対象とされ、刑事責任を追及される事件を指します。
在宅事件と身柄事件とを比較した場合、在宅事件の方が時間的に余裕があり、刑事処分が決するまでに相当程度の期間が想定されています。
反対に、身柄事件の場合、最長23日間の間に原則的に起訴・不起訴の判断が下されることとなるため、非常に時間が限定されていることになります。
したがって、身柄事件、すなわち逮捕・勾留されてしまった場合においては、最良の結果を獲得するためには、できるだけ早い段階で弁護士に依頼することが重要になってきます。