先日、逮捕されてしまったという未成年者の強盗及び強盗未遂事件の弁護を担当しました。
逮捕後、少年は強盗には無関係であることを主張し、弁護人としては勾留の回避や準抗告等様々な活動をしました。
また、弁護活動としては、少年は逮捕事実にある強盗等事件には無関係であることをしっかりと主張立証させていただきました。
少年には頻繁に接見をし、取り調べに対するアドバイスをきっちりと実施していきました。
当然、少年の処分に対する意見書等の提出や検察官との電話面談等も多数回実施しました。
その結果、無事、少年は嫌疑不十分による不起訴処分となり、家庭裁判所送致や鑑別所入所等を全て回避することができました。
強盗という重大少年事件にて、不起訴処分を獲得するというのは極めて困難であることが多いところです。
未成年の重大事件の場合、事件は原則的に家庭裁判所に送致されてしまい、鑑別所入所もほぼ間違いが無いというのが通常です。
今回の依頼事件では、弁護活動をしっかりと出来たこと等から、少年の重大事件では珍しい不起訴処分を獲得することができました。
未成年の事件では、不起訴処分で事件を終結するということは困難であることも多いところですが、
少年が実際に事件に関与しておらず、無実である事件においては、経験豊富な弁護士による支援を受けることができれば
家庭裁判所送致や鑑別所入所なども回避することができる場合はあります。
諦めないで、信頼できる実績豊富な弁護士にご相談ください。
信用できる弁護士なのか否かの判断は、その弁護士の過去の実績でしか評価できません。
しっかりとその弁護士の過去の実績を確認して、十分に信頼できる弁護士に依頼してください。