服役前科のある依頼者の窃盗事件で不起訴処分を獲得
先日ご依頼を受けていた窃盗事件の否認事件にて不起訴処分を獲得しました。
この事件は、服役前科もあり、起訴されてしまっては実刑が確実となってしまう状況でした。
また、初回接見時には、自白事件である旨、本人は説明していましたが、内容の詳細を確認すると
被害物件はゴミであるものと認識しており、窃盗の故意が無いことが確認できました。
このような事情から、検察官には早期の段階で、しっかり事実確認をすると故意が無いという主張であることを伝える等しました。
その結果、依頼者は無事不起訴によって釈放されることとなりました。
検察官や警察は、事実関係を認めている事件であると誤解していた事案であったため
弁護活動が功を奏した事件でした。
依頼者は服役を覚悟していたため、再度社会内にて生活することが出来る状況を非常に喜んでいました。
法的な主張というのは、一般の方では誤解をしていることもあります。
中には、結果として人の物を取ってしまったのだから仕方がないと思い、事実を認めてしまうということもあります。
信頼できる法律の専門家、刑事事件の経験が豊富な弁護士に依頼をし、最善の結果を取得してほしいと思います。