住居侵入、公務執行妨害、文書偽造など、性犯罪や薬物事件のような大きな分類には当てはまらない事件を、このページではまとめてご案内しています。ストーカーと不正アクセスは確認する事項が多いため、別に詳しいページを設けています。
事件によって、集められる証拠や捜査の進み方は大きく異なります。まずはご自身が何を疑われているのかを確認したうえで、近い項目をご覧ください。
このページで扱う主な事件
このページでは、住居侵入、公務執行妨害、文書偽造の概要を取り上げます。同じ出来事から複数の犯罪が問題になることもあり、住居へ立ち入った後の行為や、無断ログイン後に行った操作が、別の犯罪として扱われる場合もあります。
| 事件 | 主に問題になる行為 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| 住居侵入 | 正当な理由なく、人の住居や人の看守する建造物などへ侵入した疑い | 場所、立入りの目的、管理者の承諾 |
| 公務執行妨害 | 公務員が職務を執行するに当たり、暴行や脅迫を加えた疑い | 公務員の職務、双方の行動、映像 |
| 文書偽造 | 行使する目的で、権限なく他人名義の文書を作成した疑いなど | 名義、作成権限、承諾、使用状況 |
| ストーカー | 一定の目的のもとで、つきまとい・待ち伏せ・反復した連絡などをした疑い | 目的、回数、期間、警告や命令の有無 |
| 不正アクセス | 他人のアカウントなどへ権限なくアクセスした疑い | 利用権限、ログイン方法、アクセス後の操作 |
罪名・行為・証拠・被害者対応を整理する
住居侵入か文書偽造か、あるいはストーカーや不正アクセスかによって確認する対象は変わりますが、最初に整理することは共通しています。罪名として何が問題になっているか、行為の内容はどのようなものか、証拠となりうるデータ(スマートフォン、パソコン、SNSのアカウントなど)は何か、被害者とされる相手との関係や連絡状況はどうか、という点です。
ストーカーや不正アクセスの事件では、この整理がとくに重要になります。詳しくは、千葉のストーカー事件、千葉の不正アクセス事件のページをご確認ください。
警察から連絡を受けたとき
警察から連絡を受けた場合は、担当部署、日時、疑われている行為を記録しておきます。任意の呼び出しであっても、何を聞かれるのか確認しないまま対応するべきではありません。呼び出しを受けている方は、警察から呼び出された方へのページもあわせてご覧ください。
取調べで話した内容は供述調書としてまとめられます。記憶が曖昧な部分を推測で補って話すことは避け、覚えている部分と記録で分かった部分は分けて説明します。詳しくは取調べと供述調書のページで説明しています。
証拠となる記録の保存で注意すること
アクセスログ、メッセージ、通話履歴、防犯カメラの映像など、事件によって重要になる記録は異なります。端末やデータを消去したり、関係者に説明を合わせてもらったりすることは避けてください。
被害者への対応と相談のタイミング
被害者とされる相手へ謝罪したい場合でも、直接連絡を続けることは控えたほうがよい場合があります。相手が公務員や公的機関であるなど、一般的な示談と同じようには進まない事件もあります。謝罪や被害の回復が処分の判断で考慮される場合はありますが、扱いは事案によって異なります。不起訴に向けた考え方については、不起訴を目指す方へのページもご確認ください。
警察から呼び出された、家族が逮捕された、被害者への連絡に迷っているという段階で、千葉県内での相談を検討してみてください。複数の弁護士から説明を受け、方針や弁護士費用を比較したうえで決めても構いません。
