先日、依頼を受けていた生命身体加害目的略取事件の否認事件において、不起訴処分を獲得しました。
この事件では、当初国選弁護人が選任されていましたが、その対応等に不安を覚えたご家族様からの依頼で弁護人に就任させていただきました。
生命身体加害目的略取というのは、いわゆる誘拐に関する罪であり、その法定刑も極めて重い重大事件となりますので、起訴されてしまうと長期間の服役という可能性もありました。
否認事件であることから、原則黙秘が妥当するケースでしたが、
私が受任した段階においては、国選弁護人による不適切な対応から、なかなか対応が難しい状況にありました。
しかしながら、その段階からでも、最も良いと考えられる弁護方針を組み立て、適切に対応していくことによって
被疑者は、無事不起訴処分となり、社会復帰することができました。
今回の事件のような特に重大な事件では、やはり早期の段階から信頼できる弁護士に依頼していただくことがベストではあります。
この事件は、当事務所から片道3時間以上かかる警察署での逮捕勾留ではありましたが、遠方の警察署での事件でも対応は可能です(ただし、弁護士費用は多少加算されてしまいます)。
刑事事件に関わってしまった場合、人生を左右する一大事ですので、
本当に信頼ができる弁護士に依頼をしてほしいと思います。
近くの弁護士だからとか、費用が安いからとかの理由で、何の実績も経験も無いような弁護士に依頼して
人生を無駄遣いしないようにしてほしいと思います。