千葉の痴漢事件で早期釈放を獲得｜弁護士による連休前の対応

千葉の痴漢事件で早期釈放を獲得｜弁護士による連休前の対応

連休前に痴漢事件（条例違反）で逮捕された方からご依頼を受けました。痴漢の刑事事件では、東京都内と千葉県内で運用が大きく異なるため、早期に弁護士へ相談することが重要になります。

東京都内と千葉県内の運用の違い

東京都内では、会社員など安定した勤務先があることや、同種前科がないことなど一定の要件を満たせば、勾留されず釈放されるケースがほとんどです。しかし、千葉では同じ痴漢の逮捕でも厳しく運用されており、釈放されない例が少なくありません。

釈放の可能性を高めるための弁護活動

今回のご依頼では、
①釈放の可能性を高めること
②示談交渉につなげること
を目的に受任しました。

まず、勾留を回避するための意見書を作成し、誓約書や身元引受書の準備も行いました。さらに、翌日には検察官との協議を実施し、勾留請求をしないよう働きかけました。

しかし、検察官が「勾留請求する」と強く主張したため、裁判所に対し勾留請求を却下するよう求める意見書を提出しました。結果として、裁判所は検察官の請求を却下し、依頼者は無事に釈放されました。

千葉で痴漢の逮捕が厳しい理由

千葉県内では、担当検察官によっては痴漢事件でも積極的に勾留請求をしてくる傾向があります。良識ある検察官が担当なら問題なく釈放される場合もありますが、そうでないケースでは勾留のリスクが高まります。

千葉で痴漢の刑事事件に巻き込まれた場合、早期に弁護士を選任することで、勾留回避や示談交渉にスムーズに進める可能性が高まります。刑事事件で困ったときは、千葉のプロスペクト法律事務所へお気軽にご相談ください。

千葉県弁護士会所属
弁護士　坂口 靖