大麻施用罪の弁護士費用を期間限定で設定

大麻施用罪（使用罪）の私選弁護費用について

大麻施用罪（使用罪）の私選弁護費用を、期間限定で設定しました。全国で弁護士への依頼を検討している方に向けた案内です。
２０２５年１２月１日から２０２６年３月３１日までの間は、着手金３８万５０００円（税込・実費別）で受任します。不起訴報酬金は０円です。大麻施用罪（使用罪）の嫌疑を受け、不安がある方はご検討ください。

大麻施用罪（使用罪）施行から約1年の現状

大麻施用罪（使用罪）が施行されてから、まもなく１年になります。
これまでに担当した事件や、私が見聞きする範囲では、同罪で起訴された事案はほとんど見かけません。

そのため、これまでは相談を受けても、捜査の状況を見守るよう伝えることが多くありました。状況によっては、あえて依頼を受けない判断をする場面もありました。

今後は立件や起訴が増える可能性について

一方で、最近担当した事案では、検察官から「大麻施用罪も今後は立件されていく方向にある」との話がありました。この話を踏まえると、これから起訴に至るケースが増える可能性もあります。そのため、今後の動きが気になる状況です。

弁護士選任や助言を希望する方への費用設定

このような状況を考慮し、大麻施用罪（使用罪）の嫌疑を受けた方が、早い段階で弁護士を選任したい場合にも対応を始めることにしました。原則として着手金のみでの受任です（実費は別途必要です）。

注意点（大麻所持・報酬金・接見日当など）

注意すべき点があります。「大麻の所持」の疑いについては、この費用では受任できません。今回の設定は、大麻の「施用（使用）」の嫌疑に限定されます。

不起訴となった場合、通常必要となる報酬金は発生しません。もっとも、起訴された場合には、裁判対応のための弁護士費用が別途必要です。また、逮捕や勾留を避けるための活動は行いますが、万が一逮捕・勾留された場合には、接見日当が必要になります。早期釈放獲得の報酬金も別途発生します。

大麻施用罪（使用罪）への早期対応の重要性

大麻施用罪（使用罪）は制度が新しく、不安を抱えやすい分野です。そのため、早めに情報を確認し、必要に応じて対処を検討していただければと思います。

千葉県弁護士会所属
弁護士坂口靖

大麻施用罪（使用罪）の現状と今後の運用についての動画解説はこちらです。

立件や起訴の可能性、早期に弁護士へ相談すべきケースなどを詳細に説明しています。
🎥▶ https://youtu.be/rbYr1A1r6F0?si=AZFDDu14ryKDXHLo

千葉の弁護士・プロスペクト法律事務所のご紹介

プロスペクト法律事務所は千葉市にある刑事事件に注力した法律事務所です。逮捕前の初動対応から、勾留阻止・不起訴獲得を重視し、薬物事件・暴力事件・性犯罪・財産犯罪・少年事件など幅広い事件を扱っています。大麻施用罪（使用罪）についても、新制度の運用や捜査の傾向を踏まえて対応しており、千葉県内はもちろん、オンライン相談により全国からのご相談も可能です。