千葉のプロスペクト法律事務所 弁護士 坂口靖です。
本日の報道で、ガーシー元議員がついに起訴されたと伝えられました。
これまで逮捕のニュースが続いていましたが、今回は「常習的脅迫」「名誉毀損」「強要」「威力業務妨害」の4つの罪で正式に起訴されたようです。
4つの罪で同時起訴という異例の展開
通常、同じ人物が複数の罪を問われる場合、それぞれを分けて再逮捕・再起訴するのが一般的です。
しかし今回は、4つの罪をまとめて起訴するという異例の形となりました。
そのため、今後の捜査や裁判の進み方にも注目が集まっています。
とはいえ、過去の動画配信で新たな容疑が浮上する可能性もあり、再逮捕のリスクが完全になくなったわけではありません。
弁護人の対応と今後の手続き
弁護人としては、まず検察官に「追起訴予定」や「再逮捕予定」があるかを確認します。
また、起訴状と一緒に届く「事前連絡メモ」にも今後の方針が記載されており、そこから追加捜査の予定を把握することができます。
もし新たな追起訴や再逮捕の予定がないことが確認できれば、すぐに保釈請求を行うのが通常の流れです。
保釈の可能性と今後の焦点
これまでの報道によれば、ガーシー元議員は一部の事実を認めているとされています。
そのため、弁護側が適切に対応すれば、保釈が認められる可能性も十分にあります。
ただし、起訴事実が多く社会的関心も高いため、裁判所は慎重な判断を下すと考えられます。
一方で、示談交渉が成立していない点は量刑に影響を与える可能性もあります。
したがって、今後の焦点は「保釈の可否」と「追起訴の有無」になるでしょう。
弁護人としての見通し
最終的には、弁護人の戦略と交渉力が結果を大きく左右します。
たとえ社会的に注目される事件であっても、適切な法的対応を行えば保釈を得られるケースも多くあります。
今後、弁護人がどのような戦略を取るのか、引き続き注視されます。
📺 YouTubeで動画を見る
https://youtu.be/YcmdFqw6zUY?si=cPQ1eSIp8vEXpOoL
千葉県弁護士会所属
プロスペクト法律事務所
弁護士 坂口 靖
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