最近の傾向
久しぶりの更新になります。
最近、特殊詐欺事件で逮捕される方が増加している傾向が見られます。
特に、逮捕に至るまでの期間に同種の受け子や出し子を繰り返し実行しているケースが多いことが特徴です。
そのため、保釈が簡単には認められないという実情があります。
弁護活動の成果
しかし、私が担当した多数の事件では、厳しい条件の中でも早期保釈を実現できました。
たとえば、合計10件近い起訴が予定されていた依頼者であっても、1件目の起訴終了時や2件目の起訴終了時に保釈が認められています。
さらに、その後に続く起訴予定事件についても、保釈中の在宅捜査で進めることができました。
このように、適切な弁護活動を行えば、結果は大きく変わる可能性があります。
誤った説明に注意
一方で、「すべての事件が起訴されないと保釈されない」と説明する弁護士もいるようです。
しかし、これは誤った情報です。
実際には、戦略的に保釈請求を行えば、1件目や2件目の段階でも保釈を得られることが十分に可能です。
つまり、早期の段階から経験豊富な弁護士が関与するかどうかで、依頼者の自由を取り戻すタイミングは大きく変わります。
弁護士選びの重要性
特殊詐欺事件は、被害額や関係者の数が多く、手続きも複雑です。
そのため、保釈を実現するには、刑事弁護の経験が豊富な弁護士のサポートが欠かせません。
まず、逮捕直後の段階で事実関係を整理し、早期保釈の見込みを明確に示すことが大切です。
また、迅速な示談交渉や反省の姿勢を具体的に示すことで、裁判所に誠意を伝えることができます。
このように、的確な弁護戦略があれば、難しい事案でも保釈の可能性を高めることができます。
まとめ
特殊詐欺事件では、早い段階での対応が結果を大きく左右します。
したがって、「どうせ保釈されない」と諦めるのではなく、刑事事件を得意とする弁護士に早めに相談することが重要です。
的確な弁護により、依頼者の社会復帰を早期に実現できる可能性があります。
千葉県弁護士会所属
プロスペクト法律事務所
弁護士 坂口 靖
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