11/7new!Youtube更新 名古屋主婦殺害事件『自首』は成立?弁護士が解説

あおり運転トラブルで「逆転無罪」|正当防衛が認められた理由を弁護士が解説

あおり運転トラブルで逆転無罪となった背景

弁護士ドットコムニュースの取材を受け、あおり運転トラブルから発生した暴行事件について解説しました。 この事件では、一審で有罪判決を受けた被告人男性が、大阪高裁で「正当防衛」が認められ、逆転無罪となりました。

道路上のトラブルは近年大きな問題となっており、今回の無罪判決も大きな注目を集めました。 そこで、刑事弁護の立場から正当防衛が認められた理由について、分かりやすく説明しています。

取材記事はこちら:
https://www.bengo4.com/c_1009/n_15656/

その他の取材協力一覧はこちら:
https://www.bengo4.com/topics/lawyer/505/

正当防衛が成立するための基本要件

急迫不正の侵害がある場合

正当防衛は、違法な攻撃が迫っている状態に対抗するための行為である必要があります。 相手から突然暴行を受けた場合など、侵害が避けられない状況が該当します。

防衛の意思があるかどうか

相手に危害を加える目的ではなく、自分の身を守るための意思で行動した場合に、防衛の意思が認められます。 挑発行為や積極的な加害意図があると、防衛の意思は否定されます。

やむを得ずした行為かどうか

権利を守るために必要かつ相当な範囲の反撃であれば、正当防衛が成立する可能性があります。 結果の大きさではなく、「行為そのもの」が相当であったかが判断基準となります。

今回の事件で正当防衛が認められた理由

被告人の供述の信用性が高いと判断された点

大阪高裁は、相手方運転手の供述よりも被告人の説明を信用しました。 暴力を先に仕掛けたのは相手方であると認定したことが大きなポイントです。

反撃が「やむを得ずした行為」と評価された点

被告人はとっさに工具で反撃しましたが、高裁はこの行為が防衛のために必要な範囲であったと判断しました。 相手方が空手有段者であったことも考慮され、攻撃の危険性が高い状況だったと評価されています。

こうした事情から、一審の有罪判決は取り消され、正当防衛が認められたものと考えられます。

24時間365日、刑事事件のご相談に対応しています

急な逮捕にもすぐに対応できます

プロスペクト法律事務所では、突然の逮捕や勾留にも迅速に対応できる体制を整えています。 初動が遅れると結果が大きく変わるため、早期の相談が重要です。

電話・LINE・メールでの相談が可能です

お急ぎの場合はお電話(043-310-3561)が最も確実です。 また、LINEでの相談案内やメールでのご連絡にも対応しています。 ご相談者様の状況に合わせて、連絡しやすい方法をお選びいただけます。

お問い合わせ・相談予約はこちら:

刑事事件に強い千葉県の弁護士「坂口靖」へお問い合わせ

解決事例はこちら:

過去の解決事例等

弁護士費用はこちら:

弁護士費用

不安を感じたときは、ひとりで悩まず、いつでもご相談ください。

千葉県弁護士会所属
プロスペクト法律事務所
弁護士 坂口 靖

千葉県内全域(千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、木更津市、館山市、匝瑳市、東金市、銚子市など)の刑事事件に迅速対応。 年中無休対応即日接見対応。