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交通事故の刑事事件で起訴・不起訴や執行猶予・実刑が分かれるポイント

交通事故の刑事事件で起訴・不起訴や執行猶予・実刑が分かれるポイント

YouTubeを更新しました。今回は、交通事故の刑事事件で、なぜ起訴される事件とされない事件があるのか、また、執行猶予になる事件と実刑になる事件の違いはどこにあるのかについて、簡単にお話ししました。

交通事故は日々数多く発生していますが、そのすべてが刑事裁判になるわけではありません。死亡事故であっても起訴されないことがある一方で、起訴されて重い処分につながることもあります。交通事故の刑事事件全体については、 千葉の交通犯罪に関する弁護 のページでもご説明していますが、今回の動画では、その分かれ目として重要になる考え方を整理しています。

動画はこちらからご覧になれます。 交通事故の刑事事件で起訴・不起訴や執行猶予・実刑が分かれるポイントの動画を見る

交通事故の刑事事件で起訴・不起訴や執行猶予・実刑が分かれるポイントを示した画像

交通事故のすべてが刑事裁判になるわけではありません

今回の動画でもお話ししたとおり、交通事故が起きたからといって、すべての事件がそのまま起訴され、刑事裁判になるわけではありません。

実際には、死亡事故であっても起訴されないケースがある一方で、略式罰金で終わるケースもあります。交通事故の刑事処分は、事故の結果だけで機械的に決まるものではなく、さまざまな事情を踏まえて判断されていきます。起訴されるか不起訴になるかという点が気になる方は、 千葉で不起訴を目指す方へ|前科を避けるための考え方と対応 もあわせてご覧ください。

起訴・不起訴や執行猶予・実刑の分かれ目として重要な3つの視点

動画では、交通事故の刑事事件で重要になるポイントとして、過失の大きさ、結果の重大性、被害者側の処罰感情の3つを挙げました。

これらを総合的に見ながら、起訴するかどうか、そしてどの程度の刑事処分になるかが考えられていくことになります。交通事故の刑事事件では、この3つの視点を整理して考えることが大切です。

交通事故の刑事事件で重要となる過失の大きさ、結果の重大性、被害者側の処罰感情の3つの観点を示した画像

過失が大きく、結果が重大で、処罰感情も強いと処分は重くなりやすくなります

今回の動画では、過失が大きく、なおかつ結果も重大で、さらに被害者側の処罰感情も強いという事情が重なると、起訴されやすくなり、執行猶予がつかず実刑となる可能性も高まりやすい、という点をお話ししました。

交通事故の刑事事件では、事故態様だけでなく、事故後の状況も含めて全体として見られることになります。とくに、過失運転致死傷など交通事故に特有の事件類型について知りたい方は、 過失運転致死傷に関するページ も参考になります。

過失の大きさや結果の重大性は、事故後に変えることができません

たとえば、一時停止違反があった、横断歩道上の歩行者を見落としてしまった、信号を見落としてしまったといった事情は、事故の内容そのものに関わるものです。

また、事故によって生じた結果の重大性も、事故後に変えることはできません。そのため、事故後に何ができて、何ができないのかを早く見極めることが重要になります。事故後に取調べを受ける可能性がある方は、 千葉の刑事事件で取調べが不安な方へ|供述・黙秘・署名前に知るべきこと もご覧ください。

被害者側の処罰感情は事故後の対応によって変わる可能性があります

一方で、今回の動画でもお話ししたとおり、被害者側の処罰感情については、事故後の対応によって変わる可能性があります。

しっかり謝罪をし、誠意をもって対応することで、被害者側の感情がやわらぎ、その結果として起訴を免れたり、実刑を避けられたりする可能性につながることがあります。交通事故の刑事事件では、事故後の対応が非常に大切です。

交通事故を起こしてしまったときは、早めの相談が重要です

交通事故の刑事事件では、何もしないまま時間が過ぎると、処分に影響する大事な機会を逃してしまうことがあります。

逮捕や勾留に進んでしまった場合には、早い段階で対応を考えることがより重要になります。突然逮捕された場合は 千葉で刑事事件により逮捕された方へ|今すぐ確認すべきことと弁護士への相談 を、釈放を目指したい方は 千葉の刑事事件で釈放を目指す方へ|勾留・保釈と弁護士の対応 もご確認ください。

まとめ

今回の動画では、交通事故の刑事事件で、起訴・不起訴や執行猶予・実刑の分かれ目として、過失の大きさ、結果の重大性、被害者側の処罰感情が重要になることをお話ししました。

過失や結果は事故後に変えられませんが、被害者対応はその後の処分に影響する可能性があります。交通事故を起こしてしまい、不安を抱えている方は、早めにご相談ください。ご相談は お問い合わせページ から承っています。

千葉県弁護士会所属
プロスペクト法律事務所
弁護士 坂口 靖

よくあるご質問

交通事故を起こしたら必ず起訴されますか?

いいえ、必ず起訴されるわけではありません。今回の動画でも、交通事故のすべてがそのまま刑事裁判になるわけではないことをお話ししています。交通事故の刑事事件全体については 千葉の交通犯罪に関する弁護 のページもご覧ください。

死亡事故であれば必ず実刑になりますか?

必ずそうなるわけではありません。死亡事故であっても起訴されないケースや、略式罰金で終わるケースがあります。結論は、事故態様や結果、事故後の対応などを含めた個別事情によって変わってきます。

起訴・不起訴や執行猶予・実刑の分かれ目として何が重要ですか?

今回の動画では、過失の大きさ、結果の重大性、被害者側の処罰感情の3つが重要な視点になるとお話ししました。不起訴の可能性が気になる方は 千葉で不起訴を目指す方へ|前科を避けるための考え方と対応 も参考になります。

事故後に変えられる事情はありますか?

過失の大きさや結果の重大性は、事故後に変えることができません。ただし、被害者側への謝罪や誠意ある対応によって、被害者側の処罰感情が変わる可能性はあります。

交通事故を起こしたあと、まず何を意識すべきですか?

事故後は、被害者対応を軽く考えず、早めに方針を整理することが重要です。取調べへの対応が不安な方は 千葉の刑事事件で取調べが不安な方へ|供述・黙秘・署名前に知るべきこと もご確認ください。

逮捕された場合はどこを見ればよいですか?

まずは 千葉で刑事事件により逮捕された方へ|今すぐ確認すべきことと弁護士への相談 をご確認ください。釈放を目指したい方は 千葉の刑事事件で釈放を目指す方へ|勾留・保釈と弁護士の対応 も参考になります。

動画はどこから見られますか?

動画はこちらからご覧になれます。 交通事故の刑事事件で起訴・不起訴や執行猶予・実刑が分かれるポイントの動画を見る

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弁護士 坂口 靖

プロスペクト法律事務所 / 千葉県弁護士会所属

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