朝や夜に突然警察官が自宅に来て、「捜索をします」と言われたら、多くの方は強い不安を感じると思います。何を見られるのか、何を持っていかれるのか、その場で逮捕されるのか、家族や近所に知られてしまうのか、勤務先や学校に影響するのか。短い時間の中で、さまざまな心配が出てくるはずです。
自宅捜索は、刑事事件の証拠を確保するために行われる重大な手続です。突然警察官が自宅に来て、「捜索をします」と言われれば、何を見られるのか、何を持っていかれるのか、その場で逮捕されるのか、家族や近所、会社や学校に知られるのかと、不安になるのは当然です。
もっとも、自宅捜索を受けたからといって、必ず逮捕されるわけでも、必ず起訴されるわけでもありません。一方で、捜索中や捜索後の対応を誤ると、証拠隠滅を疑われたり、取調べで不利な供述をしてしまったり、逮捕や勾留の判断に影響することがあります。
私、坂口靖が自宅捜索後の相談で重視しているのは、まず「何の事件で、どこを捜索され、何を差し押さえられたのか」を正確に整理することです。令状の内容、押収目録、スマートフォンやパソコンの扱い、警察官とのやり取り、今後の呼び出しや逮捕の可能性を確認し、取調べ、不起訴、釈放、生活への影響まで見据えて対応を考えます。
朝や夜に突然警察官が自宅に来て、「捜索をします」と言われたら、多くの方は強い不安を感じると思います。
何を見られるのか、何を持っていかれるのか、その場で逮捕されるのか、家族や近所に知られてしまうのか、勤務先や学校に影響するのか。短い時間の中で、さまざまな心配が出てくるはずです。
自宅捜索は、刑事事件の証拠を確保するために行われる手続です。本人が同意していない場合でも、法律上の根拠に基づいて行われることがあります。そのため、感情的に拒んだり、力ずくで止めようとしたりすると、かえって状況が悪くなるおそれがあります。
一方で、捜索を受ける側にも確認すべきことがあります。令状の内容、捜索の対象、差し押さえられた物、警察官から求められた説明、任意提出を求められた物、その後の取調べや逮捕の可能性を落ち着いて整理することが大切です。
このページでは、千葉で自宅捜索を受けた方やそのご家族に向けて、まず確認すべきこと、やってはいけないこと、その後の流れ、弁護士に相談する意味を整理します。
自宅捜索とは何か
自宅捜索とは、刑事事件の証拠を探すために、警察などの捜査機関が自宅に立ち入り、部屋、収納、机、パソコン、スマートフォン、書類、所持品などを確認する手続です。
多くの場合、捜索差押許可状という令状に基づいて行われます。捜索や差押えは、住居、財産、プライバシーに大きく関わる手続であるため、捜査機関が自由に何でもできるというものではありません。
令状には、捜索すべき場所や差し押さえるべき物などが記載されています。捜索の対象は、事件の内容によって異なります。
たとえば、薬物事件であれば、薬物、使用器具、スマートフォン、メッセージのやり取りなどが問題になることがあります。盗撮、児童ポルノ、サイバー犯罪では、スマートフォン、パソコン、記録媒体、クラウドサービスとの関係が問題になることがあります。横領や詐欺では、通帳、契約書、領収書、メモ、パソコン内のデータなどが確認されることがあります。
刑事手続全体の流れを確認したい方は、千葉の刑事手続とはのページも参考になります。
スマートフォン
メッセージ履歴
記録媒体(USBなど)
クラウド関連データ
領収書・メモ
パソコン内データ
検索履歴・位置情報
送金履歴
まず令状を確認することが大切です
自宅捜索を受けたときは、まず捜索差押許可状を確認することが大切です。通常、捜査機関は令状を示して捜索を始めます。
確認したいのは、捜索の対象となる場所、差し押さえるべき物、被疑事実、罪名、有効期間などです。難しい言葉が並んでいて、すぐには理解できないこともありますが、何の事件で、どこを、何を対象に捜索されているのかを把握することが重要です。
令状の内容に疑問がある場合でも、その場で強引に捜索を止めようとすることは避けるべきです。後から争うべき点がある場合には、令状の内容、捜索の経過、差し押さえられた物、警察官とのやり取りを整理して、弁護士に確認することが大切です。
捜索が終わった後は、令状を見せられたか、どのような罪名が書かれていたか、どの場所が対象になっていたか、どの物が差し押さえられたかを、できるだけ早くメモしておくとよいでしょう。
家族や同居人は立ち会えるのか
人の住居で捜索が行われる場合、住居主やこれに代わる人が立ち会うことがあります。本人が不在のときに、家族や同居人が対応する場面もあります。
家族が立ち会う場合には、感情的に止めようとするのではなく、令状の内容、捜索された場所、差し押さえられた物、警察官から言われたことを、できる範囲で確認してください。
その場で法律的に正しいかどうかを判断することは難しいことがあります。無理に捜索を妨げるのではなく、後から確認できるように、時間、人数、警察署名、差押目録の内容などを整理しておくことが大切です。
家族が強く抗議したり、警察官の行動を力ずくで止めたりすると、別の問題が生じるおそれがあります。家族としてできることは、まず冷静に状況を記録し、本人が逮捕された場合には早期に弁護士へ相談することです。
自宅捜索で差し押さえられるもの
自宅捜索では、事件に関係すると判断された物が差し押さえられることがあります。差押えの対象になる物は、事件の種類によって大きく異なります。
スマートフォン、パソコン、タブレット、USBメモリ、外付けハードディスク、SDカード、通帳、印鑑、契約書、領収書、メモ、薬物、器具、衣類、車両に関する資料などが問題になることがあります。
特に最近の刑事事件では、スマートフォンやパソコンの中のデータが重要になることがあります。写真、動画、メッセージ、検索履歴、位置情報、送金履歴、SNSのやり取りなどが捜査の対象になることがあります。
電子機器が対象になる場合、端末そのものが差し押さえられることもあれば、データを複写したうえで記録媒体が差し押さえられることもあります。どのような形で押収されたのかは、後で確認できるようにしておく必要があります。
押収目録を確認する
物が差し押さえられた場合、捜査機関は押収した物の目録を作成し、所有者や所持者などに交付します。これは、後から何を持っていかれたのかを確認する重要な資料になります。
差押目録や押収目録を受け取ったら、差し押さえられた物の名称、数量、特徴、端末の種類、通帳やカードの内容などを確認してください。
実際に持っていかれた物と目録の記載が大きく違うと感じる場合には、その点も記録しておくとよいでしょう。後で弁護士に相談するときにも、押収目録は非常に重要な資料になります。
仕事や生活に必要な物が差し押さえられた場合には、返還の見通しや代替手段についても検討が必要です。特に、仕事用のスマートフォンやパソコン、通帳、印鑑、業務資料などが押収された場合には、生活や仕事への影響が大きくなることがあります。
差し押さえられた物は返ってくるのか
差し押さえられた物が返ってくるかどうかは、事件との関係、証拠としての必要性、捜査や裁判の進み方によって変わります。すぐに返ってくるとは限りません。
一方で、留置しておく必要がなくなった押収物については、事件の終結を待たずに返還が問題になることがあります。仕事や生活に必要な物が押収されている場合には、どの物が必要なのか、証拠としての必要性が残っているのか、返還を求められる状況なのかを整理する必要があります。
ただし、事件に関係する重要な証拠と見られている場合には、一定期間返還されないこともあります。返還を求める場合でも、感情的に「返してほしい」と求めるだけでなく、具体的にどの物がなぜ必要なのかを整理することが大切です。
スマートフォンやパソコンの対応で注意すべきこと
自宅捜索では、スマートフォンやパソコンの提出を求められることがあります。端末そのものが差し押さえられることもあれば、データの確認や複製が問題になることもあります。
このとき、焦ってデータを削除したり、端末を隠したり、初期化しようとしたりすることは避けてください。証拠隠滅を疑われ、逮捕や勾留の判断に影響するおそれがあります。
一方で、警察官からパスコードやアカウント情報、クラウドサービスへのアクセスについて尋ねられることがあります。その場でどこまで応じるべきかは、事件の内容や状況によって変わります。
自分に不利な説明を求められているのか、単に端末の所有者確認なのか、任意の協力を求められているのかを整理する必要があります。判断に迷う場合には、すぐに弁護士に連絡できるか確認してください。
捜索中のやり取りが、その後の取調べや供述調書につながることもあります。取調べについて不安がある方は、千葉の刑事事件で取調べが不安な方へのページも確認してください。
任意提出を求められた場合
自宅捜索の場面では、令状による差押えだけでなく、任意提出を求められることがあります。任意提出とは、所有者や所持者が自分の意思で物を提出する形をとるものです。
ただし、捜索中の状況では、実際には強い心理的圧力を感じることがあります。そのため、「任意」と言われても、何を求められているのか、提出するとどう扱われるのか、返還の見通しはどうかを確認することが大切です。
提出に関する書類へ署名を求められることもあります。内容を十分に確認しないまま署名すると、後で「任意に提出した」と扱われることがあります。
判断に迷う場合には、「弁護士に相談したい」と伝えることも検討してください。自宅捜索の場面では、早く終わらせたい気持ちから、十分に理解しないまま応じてしまうことがあるため注意が必要です。
その場で説明を求められたらどうするか
自宅捜索中に、警察官から「これは何ですか」「誰の物ですか」「このスマホは使っていますか」などと聞かれることがあります。
単なる確認のように見えても、その回答が後の取調べや供述調書で問題になることがあります。あいまいな記憶なのに断定的に答えたり、焦って事実と違う説明をしたりすると、後から修正が難しくなる場合があります。
被疑者には、自己の意思に反して供述する必要がないという権利があります。すべての質問に必ず答えなければならないわけではありません。分からないことは分からない、記憶があいまいなことはあいまいだと伝えることが大切です。
もっとも、何でも拒否すればよいという単純な話でもありません。認めるべき事実、争うべき事実、分からないこと、今は答えられないことを整理する必要があります。
自宅捜索でやってはいけないこと
自宅捜索を受けたときに、やってはいけないことがあります。
まず、捜索を力ずくで止めようとすることは避けるべきです。警察官を押し返したり、物を取り返そうとしたりすると、公務執行妨害など別の問題が生じるおそれがあります。
次に、証拠になりそうな物を隠す、壊す、捨てる、データを削除する、家族に隠すよう頼むといった行動も避けるべきです。少なくとも、逮捕や勾留、供述の信用性に大きく影響するおそれがあります。
また、家族や同居人に証拠を隠すよう頼んだり、口裏合わせを求めたりすることも危険です。家族や同居人が他人の刑事事件に関する証拠を隠すと、証拠隠滅等が問題になることがあります。
親族による証拠隠滅については、刑が免除される場合があるという規定があります。しかし、これは「証拠を隠してよい」という意味ではありません。捜査や身柄拘束、事件の見通しに重大な影響を与える可能性がありますので、家族であっても証拠を隠す行為は避けるべきです。
自宅捜索を受けた直後は、強い不安から何とか隠したい、早く終わらせたいと思ってしまうものです。しかし、その場の焦りで動くほど、後から不利になることがあります。
- 捜索を力ずくで止めようとする
- データを削除・端末を初期化する
- 証拠になりそうな物を隠す・壊す
- 家族に証拠を隠すよう頼む
- あいまいな記憶を断定的に話す
- 令状の内容・罪名を確認しメモする
- 差し押さえられた物を記録する
- 押収目録を受け取り内容を確認する
- 分からないことはあいまいと伝える
- 迷ったら弁護士への相談を求める
自宅捜索の後に逮捕されることはあるのか
自宅捜索を受けたからといって、必ず逮捕されるわけではありません。捜索だけが行われ、その後は在宅事件として警察から呼び出しを受ける場合もあります。
一方で、捜索の結果、事件に関係する物が見つかった場合や、証拠隠滅のおそれ、逃亡のおそれがあると判断された場合などには、その場や後日に逮捕されることがあります。
通常逮捕では、罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があり、逮捕の必要性がある場合に、裁判官の発付する逮捕状に基づいて逮捕されます。自宅捜索の結果やその場での対応が、逮捕や勾留の判断に影響することもあります。
特に、薬物事件、盗撮や児童ポルノに関する事件、詐欺、横領、組織的な事件、複数の関係者がいる事件では、捜索と逮捕が近いタイミングで問題になることがあります。
逮捕後の流れについては、千葉で刑事事件により逮捕された方へのページで詳しく整理しています。
逮捕された場合の時間制限
自宅捜索の後に逮捕された場合、刑事手続は短い時間で進みます。
逮捕された場合、警察は48時間以内に、本人を釈放するか、検察官に送致するかを判断します。検察官に送致された場合、検察官は身柄を受け取ってから24時間以内、かつ逮捕から72時間以内に、勾留請求をするか、起訴するか、釈放するかを判断します。
勾留が認められると、捜査段階では原則として10日間の身柄拘束が続きます。さらに、やむを得ない事情がある場合には、10日以内の延長が認められることがあります。
勾留されると、仕事、学校、家庭生活への影響が大きくなります。そのため、自宅捜索の後に本人が逮捕された場合には、どこの警察署にいるのか、どのような容疑なのか、勾留される可能性があるのかを早急に確認することが大切です。
釈放を目指す対応については、千葉の刑事事件で釈放を目指す方へのページも確認してください。勾留については、勾留されたら何が起きるのかも参考になります。
家族や同居人はどう対応すべきか
自宅捜索は、本人だけでなく家族や同居人にも大きな負担になります。突然警察官が自宅に来て、部屋や物を確認されるため、家族も強い不安を感じると思います。
家族や同居人がまず意識すべきなのは、感情的に止めようとしないことです。大声で抗議したり、警察官の前で本人を責めたり、証拠になりそうな物を隠そうとしたりすると、かえって問題が大きくなるおそれがあります。
家族ができることは、令状の内容、捜索が行われた時間、来た警察署、差し押さえられた物、警察官から言われたこと、本人が連れて行かれたのかどうかを整理することです。
もし本人が逮捕された場合には、どこの警察署にいるのか、接見できるのか、今後の勾留の見通しはどうかを確認する必要があります。一定のご家族は、本人とは別に弁護人を選任できる場合があります。
家族が逮捕された場合の対応については、家族が逮捕されたらのページも参考になります。
自宅捜索と会社・学校への影響
自宅捜索が行われても、それだけで直ちに会社や学校へ知られるとは限りません。
ただし、近隣住民に見られた場合、本人が逮捕された場合、差し押さえによって仕事や学校生活に支障が出た場合には、会社や学校への影響が問題になることがあります。
特に、仕事用のスマートフォンやパソコン、業務資料が差し押さえられた場合には、勤務先への説明が必要になることがあります。学生の場合でも、登校できない、学校から連絡が来る、学校関係者が事件に関わっているといった事情があると、学校対応が問題になります。
会社や学校への影響を抑えたい場合は、会社・学校に知られたくない方へのページも確認してください。
生活全体への影響が不安な方は、千葉の刑事事件で生活への影響を抑えたい方へも参考になります。
自宅捜索と実名報道の不安
自宅捜索を受けると、「報道されるのではないか」と不安になる方もいます。
自宅捜索だけで必ず実名報道されるわけではありませんが、事件の内容、社会的関心、逮捕の有無、本人の立場などによって報道リスクが問題になることがあります。
薬物事件、重大な性犯罪、児童に関わる事件、詐欺事件、組織的な事件、公務員や教員など社会的立場がある方の事件では、報道への不安が強くなることがあります。
実名報道を完全に防ぐ方法があるとは限りませんが、逮捕や勾留を避ける対応、早期釈放、不起訴、示談、取調べ対応などを早めに整理することで、生活への影響を抑えられる場合があります。
実名報道が不安な場合は、実名報道を避けたいのページも参考になります。
自宅捜索後の取調べに注意する
自宅捜索の後、警察から呼び出しを受けたり、その場で警察署に同行を求められたりすることがあります。捜索で見つかった物について、取調べで説明を求められることもあります。
このとき、自分に不利なことを無理に話す必要はありません。黙秘権がありますし、供述調書の内容を確認し、納得できない場合には署名押印しないという判断が問題になることもあります。
一方で、何も考えずに全てを拒めばよいという単純な話でもありません。認めるべき事実、争うべき事実、分からないこと、記憶があいまいなことを分けて整理する必要があります。
捜索後の取調べは、その後の逮捕、勾留、不起訴、起訴の判断に関係することがあります。早い段階で弁護士に相談し、どのように説明するかを整理することが大切です。
不起訴を目指すために考えること
自宅捜索を受けた事件でも、不起訴を目指せるかどうかは、事件の内容によって異なります。捜索で何が見つかったのか、証拠との関係、被害者の有無、本人の認否、前科前歴、事件後の対応などが問題になります。
被害者がいる事件では、謝罪、被害弁償、示談が重要になることがあります。被害者がいない事件では、再発防止策、通院や生活環境の改善、家族の監督体制などが問題になることがあります。
不起訴を目指す場合には、捜索で押収された証拠に対してどう説明するのか、どのような反省や再発防止策を示せるのか、検察官にどのような資料を提出できるのかを考える必要があります。
不起訴を目指す対応については、千葉で不起訴を目指す方へのページも参考になります。
被害者がいる事件で示談を考える場合は、千葉の刑事事件で示談したい方へも確認してください。

弁護士坂口靖が自宅捜索後の対応で重視していること
自宅捜索を受けた事件では、まず冷静に情報を整理することが重要です。
私、坂口靖は、相談を受けた際、まず令状の内容、罪名、捜索された場所、差し押さえられた物、押収目録、任意提出の有無、警察官とのやり取り、本人が逮捕されたかどうかを確認します。
そのうえで、今後の取調べにどう対応するべきか、逮捕や勾留の可能性があるのか、釈放を目指すべきか、不起訴を目指せる余地があるのか、差押物の返還を求める必要があるのかを整理します。
私が特に注意しているのは、捜索直後の焦りから、証拠を隠したり、あいまいな説明をしたり、警察官に言われるまま不正確な供述をしてしまうことです。自宅捜索後は、事件が大きく動く可能性があるため、最初の対応がその後の見通しに影響することがあります。
また、自宅捜索は生活への影響も大きい手続です。仕事用の端末が押収された場合、会社や学校への説明が必要になる場合、家族が不安を抱えている場合には、刑事手続だけでなく、生活への影響も含めて対応を考える必要があります。
当事務所でこれまで対応してきた刑事事件の一部は、解決実績として掲載しています。解決実績は過去の対応例であり、同じ罪名でも同じ結果になるとは限りませんが、相談前に当事務所の対応方針を確認したい方は、あわせてご覧ください。
弁護士としての経歴や刑事事件への考え方は、弁護士紹介のページにも掲載しています。
自宅捜索を受けたら早めに状況を整理する
自宅捜索を受けた直後は、何が起きているのか分からず、不安や混乱が大きくなります。しかし、この段階で感情的に動くと、証拠隠滅を疑われたり、取調べで不利な供述をしてしまったりするおそれがあります。
まずは、令状の内容、捜索された場所、差し押さえられた物、押収目録の内容、警察官から言われたこと、任意提出を求められた物、本人が逮捕されたかどうか、今後呼び出しがあるかどうかを整理してください。
自宅捜索は、事件がすでに一定程度進んでいることを示す場面でもあります。だからこそ、軽く考えず、かといって必要以上に悲観しすぎず、次に何を確認すべきかを早めに整理することが大切です。
警察から後日呼び出しを受けている方は、警察から呼び出しを受けたらどうすればよいかもご確認ください。
千葉で自宅捜索を受けた方へ
自宅捜索を受けた場合、令状、差押え、押収目録、スマートフォンやパソコン、任意提出、取調べ、逮捕、会社や学校への影響など、短い時間で多くの問題が起こります。
捜索を受けたからといって、必ず逮捕されるわけでも、必ず起訴されるわけでもありません。一方で、証拠の内容やその後の対応によっては、身柄拘束や刑事処分の見通しが大きく変わることがあります。
千葉で自宅捜索を受け、不安を感じている方は、まず現在の状況を整理することが大切です。令状の内容、差し押さえられた物、警察からの説明、今後の呼び出しや逮捕の可能性を確認し、思い込みで動かないようにしましょう。
弁護士費用が気になる方は、千葉での弁護士費用についてもご確認ください。
