執行猶予中の同種事件の再犯事件にて早期釈放を獲得しました

事件の概要

執行猶予期間中に、再び同種の犯罪を起こしてしまった方からのご依頼でした。
通常、このようなケースでは実刑となる可能性が非常に高く、状況は厳しいものでした。
しかし、迅速な対応と適切な弁護活動により、早期釈放を実現することができました。

弁護活動の経過

まず、依頼者の反省の状況や再犯防止への取り組みを丁寧に整理しました。
さらに、家族の支援体制や医療的ケアの必要性も示し、社会で更生できる根拠を具体的に示しました。
その結果、検察官との交渉を通じて、勾留の継続が不要と判断され、早期釈放に至りました。

今後の見込みとコメント

現在は不起訴処分となる見込みが高く、依頼者も社会復帰に向けて前向きに動いています。
このような結果を得られたのは、最後まで諦めずに弁護活動を続けたからだと思います。
再犯という厳しい状況でも、適切な弁護により状況を改善できることを改めて実感しました。

千葉県弁護士会所属　弁護士　坂口靖