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刑事事件で弁護士に依頼する流れ|家族が逮捕されたときの私選弁護人の選び方

家族が逮捕されたら、まず何をすべきか。いつ弁護士に相談すべきか。私選弁護人を依頼する場合、どのような流れで進むのか。

刑事事件では、逮捕された直後から短い時間で手続が進みます。本人が取調べでどのような供述をするか、勾留されるかどうか、被害者対応や示談が必要になるかによって、今後の見通しは大きく変わります。

このページでは、プロスペクト法律事務所の弁護士坂口靖が、家族が逮捕された場合に弁護士へ相談するタイミング、私選弁護人の依頼の流れ、弁護士選びで注意すべき点について解説します。

動画でも詳しく解説していますので、まず全体の流れを知りたい方はこちらをご覧ください。

▶ 動画を見る
家族が逮捕された時、弁護士選びが超重要です
https://youtu.be/2txKyz2Jwbo

家族が逮捕されたら、最初に確認すべきこと

家族が逮捕されたと聞くと、多くの方が強い不安を感じます。

「どこの警察署にいるのか」
「いつ会えるのか」
「何の容疑なのか」
「すぐに弁護士を頼むべきなのか」
「国選弁護人を待てばよいのか」
「私選弁護人を依頼すると何が違うのか」

このような疑問が一気に出てくると思います。

まず確認したいのは、逮捕された警察署、容疑名、逮捕された日時、本人が認めているのか否認しているのか、被害者がいる事件なのかという点です。

ただし、逮捕直後は家族が本人と直接話せないことも多く、一般面会ができない場合もあります。そのようなときは、弁護士が接見に行き、本人の話を確認することが重要になります。

逮捕後72時間で何が起こるのか

刑事事件では、逮捕後の最初の72時間がとても重要です。

逮捕されると、警察で取調べを受け、その後、検察官に送致されます。検察官は、さらに身柄拘束を続ける必要があると判断した場合、裁判所に勾留を請求します。

裁判所が勾留を認めると、原則として10日間、延長されると最大20日間、身体拘束が続くことがあります。

この段階で、本人がどのような供述をしているのか、住居や仕事、家族の監督体制があるのか、逃亡や証拠隠滅のおそれを否定できる事情があるのかを整理することが大切です。

早い段階で事情を整理しておくことが、今後の対応方針を検討するうえで重要になります。

私選弁護人を依頼する意味

私選弁護人とは、ご本人やご家族が費用を負担して依頼する弁護士のことです。

国選弁護人制度もありますが、国選弁護人が選任されるタイミングや対象事件には一定のルールがあります。逮捕直後からすぐに本人の話を確認したい場合や、家族として早めに見通しを知りたい場合には、私選弁護人への相談を検討する意味があります。

私選弁護人に依頼すると、弁護士が本人と接見し、取調べ対応、今後の手続、家族への伝言、勾留に対する対応、被害者対応、示談交渉などを事案に応じて検討します。

特に、本人が不安なまま取調べを受けている場合には、何を話すべきか、何を無理に話す必要がないのか、供述調書に署名押印する前に何を確認すべきかを整理することが重要です。

勾留を避けるために整理したいこと

勾留を避けられるかどうかは、事件の内容や証拠関係によって異なります。

ただし、勾留が問題になる場面では、住居が安定していること、家族の監督が期待できること、仕事や学校への影響が大きいこと、逃亡のおそれが低いこと、証拠隠滅のおそれが低いことなどを整理することがあります。

弁護士は、本人や家族から事情を聞き取り、必要に応じて意見書や資料を準備し、検察官や裁判所に対して身柄拘束の必要性について意見を述べます。

もちろん、すべての事件で勾留を避けられるわけではありません。

しかし、家族が何を準備できるのか、どのような資料が必要なのか、本人の生活環境や監督体制をどう説明するのかを早めに確認することは大切です。

弁護士選びで焦りすぎないこと

刑事事件ではスピードが重要です。

しかし、焦って弁護士を選べばよいというわけではありません。

広告の印象、費用の安さ、すぐに契約を迫る説明だけで決めてしまうと、あとから「何をしてもらえるのか分からない」「追加費用が不安」「示談交渉や裁判対応まで含まれているのか分からない」と感じることがあります。

弁護士に相談するときは、少なくとも次の点を確認することが大切です。

接見にいつ行けるのか

今後の流れをどのように説明してくれるのか

勾留に対する対応をしてくれるのか

示談交渉が必要な事件かどうか

費用に何が含まれているのか

追加費用が発生する場合はどのような場面か

不起訴や釈放などの結果を保証するような説明をしていないか

刑事事件では、本人も家族も冷静でいられないことが多いです。だからこそ、弁護士の説明が分かりやすいか、費用や方針を丁寧に説明してくれるかを確認することが重要です。

示談交渉が必要になる事件もある

被害者がいる事件では、示談交渉が重要になることがあります。

たとえば、痴漢、盗撮、暴行、傷害、窃盗、詐欺などの事件では、被害者対応が今後の処分や裁判で考慮される場合があります。

ただし、家族や本人が被害者に直接連絡することは、事案によっては避けた方がよい場合があります。相手方に不安を与えたり、証拠隠滅や接触の問題と受け取られたりするおそれがあるためです。

示談交渉を行う場合には、弁護士を通じて、謝罪の意思、被害弁償、今後接触しないこと、再犯防止策などを丁寧に整理する必要があります。

示談が成立するかどうかは相手方の意思にもよるため、必ず成立するものではありません。しかし、早い段階で被害者対応の必要性を確認しておくことは重要です。

弁護士に相談する前に準備しておきたい情報

家族が弁護士に相談する場合、次の情報があると相談が進みやすくなります。

逮捕された人の氏名、生年月日、住所

逮捕された警察署

逮捕された日時

容疑名

本人が認めているか否認しているか

被害者がいる事件かどうか

前科前歴の有無

仕事、学校、家族構成

本人の健康状態

家族が身元引受人になれるか

分からないことがあっても大丈夫です。

まず分かる範囲で整理し、弁護士に相談しながら確認していくことが大切です。

動画で詳しく解説しています

今回の動画では、家族が逮捕された場合に、どのタイミングで弁護士へ相談すべきか、私選弁護人を依頼する流れ、勾留を避けるために整理すべきこと、弁護士選びで注意すべきことを解説しています。

刑事事件は、本人だけでなく家族にとっても大きな不安を伴います。

何をすればよいか分からない方は、まず動画で全体の流れを確認してください。

▶ 動画を見る
家族が逮捕された時、弁護士選びが超重要です
https://youtu.be/2txKyz2Jwbo

刑事事件で弁護士に相談したい方へ

プロスペクト法律事務所では、逮捕後の接見、取調べ対応、勾留に対する対応、釈放に向けた活動、不起訴に向けた事情整理、示談交渉、保釈請求、刑事裁判への対応などを行っています。

刑事事件では、事件の内容、本人の供述、被害者の有無、家族の支援体制、証拠関係によって対応方針が変わります。

家族が逮捕された場合、まずは現在の状況を整理し、今後どのような手続が進むのかを確認することが大切です。

千葉で刑事事件にお困りの方、家族が逮捕されて弁護士への依頼を検討している方は、早めにご相談ください。

千葉県弁護士会所属
プロスペクト法律事務所
弁護士 坂口 靖

刑事事件のご相談はプロスペクト法律事務所へ

プロスペクト法律事務所(弁護士 坂口 靖)は、千葉県を中心に、全国対応で刑事事件に強い弁護士事務所です。
逮捕直後の接見(面会)から釈放・不起訴の獲得、示談交渉までを一貫して対応。
ご家族の不安を少しでも早く解消するため、24時間365日ご相談を受け付けています。

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