覚醒剤の所持や使用について警察から捜査を受けている方や、ご家族が逮捕された方に向けたページです。今どの段階にあるのかを整理します。何が確認され、弁護士が何を検討するのかも説明します。
覚醒剤事件で、まず確認すること
覚醒剤事件といっても内容はさまざまです。所持が問題なのか、使用が問題なのかを確認します。その両方が問題になる場合もあります。
逮捕されているのか、在宅のまま捜査が進んでいるのかも確認します。本人が事実を認めているのか、否認しているのかによっても対応は異なります。まずは現在の状況を整理します。
所持が問題になる事件
所持事件では、覚醒剤らしきものが発見されたというだけで話が終わるわけではありません。誰が管理していたのかを確認します。本人の支配下にあったといえるのかも問題になる場合があります。
発見されたものを覚醒剤だと本人が認識していたかも確認されます。発見場所や当時の状況によって、所持と評価できるかどうかが問題になることもあります。
使用が問題になる事件
使用が問題になる事件では、尿検査の結果や鑑定結果を確認します。本人の供述内容や、使用したとされる時期に関する事情も確認されます。
これらを踏まえて、事実関係がどのように整理されているのかを確認していきます。
尿検査・鑑定結果について
尿検査や鑑定結果は、捜査の中で確認される資料です。どのような経緯で採取・鑑定が行われたのかを確認します。結果がどのように評価されているのかも確認が必要です。
検査を回避する方法や結果に関する具体的な情報の提供は、このページでは扱っていません。
否認している場合
自分のものではない、覚醒剤だとは知らなかった、使用していないという主張がある場合があります。単に否認を続ければよいというわけではありません。
発見場所や所持していた状況を確認します。本人の認識、供述内容、客観的な証拠、鑑定結果なども一つずつ確認します。そのうえで、何が争点なのかを整理します。
事実を認めている場合
事実関係を認めている場合は、刑事裁判に向けた事情を整理します。薬物使用の状況や依存の有無・程度を確認することもあります。再使用を防ぐための取り組み、治療や支援先の利用、生活環境、家族による支援なども検討対象です。
検討できる内容は事案ごとに異なります。こうした取り組みだけで、特定の結果になると決まるものでもありません。
初犯・再犯によって異なること
初犯であることだけで、不起訴や執行猶予になると決まっているわけではありません。事件の内容や本人の状況によって判断は異なります。
再犯の場合も、必ず実刑になると決まっているわけではありません。過去の前科の内容や時期、今回の事件との関係などを確認します。
初めて事件に関わることになり不安が大きい方は、下記のページもあわせてご覧ください。
逮捕から起訴後までの流れ
覚醒剤事件では、逮捕、勾留、取調べなどが問題になる場合があります。各手続の詳細は、以下のページで説明しています。
起訴後は、検察官が示す証拠を確認します。否認事件では争点を整理します。事実を認めている事件では、量刑に関わる事情を整理します。
私選弁護人を検討されている方は、下記のページもご参照ください。
ご家族にできること
ご家族には、現在の身柄状況を確認することなど、できることがあります。弁護士との連絡や生活環境の整理も考えます。必要に応じて治療や支援先を検討し、本人が薬物から離れた生活を続けられる環境も考えます。
薬物に関係する交友関係や生活環境を見直すことが必要になる場合もあります。ただし、どこまで関わるかは家族ごとの状況によって異なります。無理のない範囲で具体的な方法を検討します。

覚醒剤事件についてのご相談は、お電話またはフォームから承っています。
043-310-3561