元格闘家の方が不同意性交罪で逮捕されたという報道がありました。 この不同意性交罪について、皆さんもいろいろな噂を耳にしているんじゃないかなと思います。
不同意性交罪は、以前の強制性交罪と何が違うのか
以前は、暴行・脅迫によって性行為を行ったときに、強制性交罪という罪に問われるというところでした。
ただ、不同意性交罪に改正されてからは、暴行・脅迫がなくても、 同意がない状態だったと評価できるのであれば、不同意性交罪が成立すると考えられています。
ここは、犯罪の内容が大きく変わったところです。
不同意性交罪はかなり重い犯罪です
不同意性交罪の罪に問われてしまうと、5年以上の拘禁刑に処すると規定されています。
そのため、いきなり刑務所に長期間入らないといけなくなってしまう可能性が極めて高い犯罪、 というところが実情です。
不同意性交等事件については、 不同意性交等事件の弁護 のページもご確認ください。
不同意性交罪だからといって、すぐ逮捕されるわけではありません
ネット上の弁護士さんなどを見ると、 不同意性交罪の罪に問われたらすぐ逮捕されますとか、 今の状況だと逮捕されることは確実ですとか、 そういう話をしていることがあります。
ただ、捜査の実情からすると、不同意性交罪は、 結構逮捕されないことも多い事件になっているのかなという印象を持っています。
つまり、被害者の方が警察に被害届を出しに行ったり、相談したりしても、 警察が全部そのまま鵜呑みにして、 では犯人を逮捕しましょう、というように簡単には進めていないのではないかということです。
防犯カメラであったり、事件直後の加害者とされる人とのやりとりであったり、 そういった客観的な証拠も見極めた上で、 逮捕までするのかどうかを判断しているのかなというところがあります。
在宅捜査や取調べについては、 在宅事件の弁護、 取調べを受ける方へ のページも参考にしてください。
逆に、逮捕までされている事件は注意が必要です
ただ、逆に言うと、不同意性交罪で逮捕までされている事件というのは、 捜査機関としては、被害者の言い分が正しい可能性が高いのではないか、 と思った事件について逮捕まで踏み切っているのかなというところがあります。
そのため、元格闘家の方の報道のように、逮捕まで踏み切られている事件については、 起訴されてしまうリスクが比較的高いという前提で、 弁護活動をしていった方がよいのかなと思います。
逮捕されてしまった方やそのご家族も、 もしかしたら起訴される可能性が高いのではないかというところは念頭に置いた上で、 どう対応していくのかを決めていくことが重要です。
逮捕後の流れについては、 逮捕後の流れ、 勾留、 接見 のページもご確認ください。
在宅捜査の場合は、また違う難しさがあります
逆に、逮捕・勾留されていない、在宅捜査を受けているという事案の場合、 こちらはまさに、もっといろいろ難しい部分があります。
どう進めていくか難しいところもありますので、 経験豊かな弁護士に相談して、対応を決めていくことがとても重要かなと思います。
在宅事件については、 在宅事件の弁護、 不起訴を目指す場合の対応 もご確認ください。
同意があったと主張している場合
今回の報道では、否認をしている、同意があったという主張をしているのではないかなと思います。
このように、同意があるという主張の場合に、 被害者とされる方と示談をするかどうかというところは、 弁護士によっても考え方がいろいろあるところです。
示談については、 示談について のページも参考にしてください。
弁護士選びについて
不同意性交罪の刑事弁護をしっかりやったことのある弁護士さんは、 実はまだまだ少ないのかなという印象を持っています。
ですので、不同意性交の罪に問われてしまった方がいらっしゃるのであれば、 多数の弁護士に相談していただいて、 一番しっくりきた、信用できるのではないかと思った弁護士に依頼していただくのがよいと思います。
弁護士への相談を考えている方は、 私選弁護人について、 弁護士費用、 解決実績 もご確認ください。
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